使えるスペースが今より広がる！ロフトリノベのすすめ

リノベーションをすることで、ライフスタイルに合わせた間取りや内装に変えることができます。しかしながら、どんなに理想的な間取りや内装を手に入れたとしても、家の広さそのものを変えることはできない、と思っていませんか？

もしそう思っているなら、その考えは誤り。リノベーションをして実質的に家の広さを変えることは可能です。ロフトを増設すれば良いだけです。

子供部屋、書斎、秘密基地など、さまざまな用途で夢が広がるロフト。ここでは、ロフトのリノベーション事例やロフト増設のメリット、注意点、費用相場などについて解説します。

ロフトのリノベーション事例集

まずは、実際にロフトを増設したリノベーションの事例をいくつか見てみましょう。

来客用のベッドルームや収納スペース

来客が多い世帯においては、ロフトを来客用のベッドルームにするというアイディアがおすすめ。来客のない日でも、収納スペースなどに利用することができます。

ウォークスルークローゼットの上に子供の遊び場

ウォークスルークローゼットとして利用していた空間の上にロフトを増設し、子供の遊び場とした事例です。親がうれしい大容量のスペースと、子供がうれしい専用の遊び場を、ロフトリノベによって同時に実現しました。

まるで本格的な個室！寝室兼プレイルーム

木目調のきれいな床、冷暖房、照明、大きな窓、カーテン…。家主は寝室兼プレイルームとして利用しているそうですが、見た目はロフトではなく、本格的な個室です。部屋が1つ増えたような感覚ですね。

マンションの屋根裏を利用した収納スペース

マンションの最上階の場合、物件によっては屋根裏を自由に利用できることがあります。こちらの事例は、マンションの屋根裏スペースを利用してロフト収納を増設したもの。入口を狭くし、あえてリビングから内部が見えないように設計しています。

今や子供部屋のロフトは定番スタイル

子供部屋に設置するロフトは、今や定番ともなりつつあります。ロフト面をベッドスペースに、その下を収納や勉強スペースにするスタイルが多いようです。用途にルールはないので、お子様の想像力が掻き立てられます。

ロフトを増設することのメリットや注意点

リノベーションでロフトを増設することのメリットと注意点を見ておきましょう。

メリット

• 家が実質的に広くなる
  ロフトは天井が低めで、自由に動き回るにはやや不便な空間ではありますが、そうとは言え、実質的に家のスペースが広くなることに変わりはありません。家が狭くてストレスを感じていた人にとって、ロフトを増設することで多くの問題が解消されることでしょう。
• さまざまな用途に活用できる
  子供部屋、寝室、書斎、収納、趣味部屋、クローゼットなど、ロフトはさまざまな用途に活用することができます。ライフステージの変化に合わせ、ロフトの用途を変更しても構いません。
• 固定資産税の算定基準に含まれない
  「広さは床面積の1/2まで」「高さは1.4mまで」などの法律上のルールを守れば、ロフトは固定資産税の算定基準に含まれません。税額を据え置いたまま、実質的に使える床面積を広くすることができる、ということです。

注意点

• 法律上の制限を守ること
  上述の通り、ロフトを設置するためには、守るべき法律上のルールがいくつかあります。リノベーション会社に相談し、ルールの範囲内でロフトを作りましょう。
• ロフトに関する自治体のルールも守ること
  ロフトに上がるための階段を「固定しても良い」という自治体もあれば、「固定してはならない」という自治体もあるなど、ロフトに関する規定は自治体によっても異なります。リノベーション前に、お住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
• 換気機能や空調機能の工夫は不可欠
  屋内の暖かい空気は上へと移動する性質があるため、ロフトには、冬に暖房が効き過ぎ、夏に冷房が効きにくいという弱点があります。これらの問題を解決させるためには、換気機能や空調機能の工夫が不可欠になるでしょう。

ロフトリノベーションの費用相場

広さや工事内容によって大きく異なるロフトリノベーションの費用ですが、相場としては、おおむね50～100万円程度とされています。これに各種のオプション工事に関する費用が加算される形です。

オプション工事には、窓の新設や換気扇の取り付け、屋根断熱、天井断熱などさまざまなものが用意されていますが、上述の通り、ロフトは空気が暖かくなってこもりやすい場所。断熱や換気のオプション工事は不可欠になる、と考えておくべきでしょう。

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